一戸建て住宅を建てるために、多くの人が住宅ローンを申し込みますが、借りる前には必ず「住宅ローン審査」を受けることになります。これは借り入れを希望する人が毎月ちゃんと返済していけるのか、万が一返済できなくなった場合の担保があるかどうかを見るもので、借りる人の収入・職業・勤務先などがチェックされるのです。
住宅ローンの申し込みは、まず金融機関の窓口で相談する方法と、モデルルームなどで営業担当者に相談する方法があります。どちらでも構いませんが、希望の物件や間取りが具体的にある人はモデルルームの営業担当者の方がスムーズに進むでしょう。
次に事前調査に入ります。こちらは返済能力があるかどうか最小限の審査になり物件の契約前に確認することが可能です。期間としては1日～1週間で終わるでしょう。そして、事前審査に通ると正式な住宅ローンの申し込みをするための本審査が始まります。物件の売買契約書や工事請負契約書や、借りる人の公的所得証明書、納税証明書などが必要です。
本審査が通ればローンをスタートできますが、もし何か不都合があれば融資を取り消されることもあり、申し込みから最低でも5～7週間かかります。そのため、事前審査だけでも早めにしておくとよいでしょう。